88回国家試験 AM31-60

午前問題31 健康の概念で適切なのはどれか。
a.健康水準は生活過程の中で変動するものである。
b.障害をもっている人は健康水準が低い。
c.健康水準の認識は疾病の重症度と一致する。
d.健康は身体・精神・社会的側面が統合されたものである。
1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

午前問題32 疾病の第一次予防の目標でないのはどれか。
1.地域集団の健康水準を高める。
2.老化現象の進行を遅らせる。
3.在宅ケアを支援する。
4.医療費の増加を抑制する。

午前問題33 加齢現象で個人差が最も大きくなる時期はどれか。
1.乳児期
2.学童期
3.青年期
4.老年期

午前問題34 看護活動の場が施設内から在宅に拡大してきている理由はどれか。
a.看護婦・士数の増加
b.健康に対するニーズの多様化
c.医療機関における入院期間の短縮
d.生産年齢人口の減少
1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

午前問題35 専門職業人としての看護婦の行動で適切でないのはどれか。
1.仕事上知り得た対象者の秘密を守る。
2.個人の責任において継続学習に努める。
3.自律的行動よりも慣習に従う。
4.専門職業団体の一員として活動を行う。

午前問題36 嚥下に障害のある患者の食事介助で適切なのはどれか。
a.頸部を伸展する。
b.会話を促しながら介助する。
c.固形物は水分と交互に与える。
d.少量ずつ口に運ぶ。
1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

午前問題37 寝衣が皮脂やあかで汚れることによって高まるのはどれか。
1.吸湿性
2.吸着性
3.熱伝導性
4.通気性

午前問題38 ゴム製湯たんぽの使用で適切でないのはどれか。
1.湯の温度は80~90℃とする。
2.湯は湯たんぽに3分の2程度入れる。
3.湯たんぽの中の空気を出し栓をする。
4.乾燥させてから保管する。

午前問題39 患者指導の効果をあげる条件とならないのはどれか。
1.患者の経験を生かす。
2.指導する機会をとらえる。
3.関心をひく媒体を選択する。
4.専門用語で説明する。

午前問題40 検体の採取について適切なのはどれか。
a.胃液採取の前は歯磨きをしない。
b.潜血反応検査用の便は中央の部分から採る。
c.血液培養の検体は冷却する。
d.蓄尿は全体をかくはんし、その一部を採る。
1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

午前問題41 女性の外陰部洗浄で適切なのはどれか。
a.43℃の湯を用いる。
b.手袋を装着する。
c.石けんを用いて洗う。
d.肛門から外尿道口の方向に拭く。
1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

午前問題42 成人女性の導尿について適切でないのはどれか。
1.ネラトンカテーテル英式6~8号を用いる。
2.消毒綿は1動作ごとに取り替える。
3.カテーテルは外尿道口から4~6cm挿入する。
4.カテーテルから尿が流出し始めたらいきむよう促す。

午前問題43 成人の経鼻胃管栄養法で適切でないのはどれか。
1.体位は半坐位にする。
2.カテーテルは鼻孔から45~55cm挿入する。
3.注入前、吸引によって胃液の排出を確かめる。
4.咳込むときは注入速度を遅くする。

午前問題44 エアゾール吸入療法の指導で適切なのはどれか。
a.坐位で行う。
b.胸式呼吸をする。
c.吸入中、口腔内の唾液は嚥下する。
d.吸入後、含嗽する。
1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

午前問題45 服薬指導で適切なのはどれか。
1.胃粘膜保護薬はオブラートに包んで飲む。
2.バッカル錠は噛んで飲む。
3.水薬は容器を振ってから取り分ける。
4.カプセル薬は少量の水で飲む。

午前問題46 正しい組合せはどれか。
a.心房細動   ――― 脈拍は絶対不整である。
b.脈拍欠損   ――― 心尖拍動数と橈骨動脈の脈拍数とに差がある。
c.呼吸性不整脈 ――― 脈拍は呼気のとき速く、吸気のとき遅くなる。
d.洞性頻脈   ――― 房室結節の興奮によって脈拍数が増加する。
1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

午前問題47 成人の体温測定について適切なのはどれか。
1.口腔温は食直後に測定する。
2.口腔用体温計は舌下中央にやや斜めに挿入する。
3.腋窩温は強く清拭した後に測定する。
4.直腸用体温計は肛門から1cmくらい挿入する。

午前問題48 診察時の看護で適切でないのはどれか。
1.室温は18±1℃に調節する。
2.診察部位以外の露出を最小限にする。
3.患者の表情に注意を払う。
4.医師の説明が理解できたか確認する。

午前問題49 内転運動はどれか。

1.①
2.②
3.③
4.④

午前問題50 無菌操作で正しいのはどれか。

無菌操作

午前問題51 急性期にある患者の特徴はどれか。
a.症状の経過が短期である。
b.生命が急激に脅かされる。
c.障害を残さずに回復する。
d.精神的苦痛は少ない。
1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

午前問題52 慢性疾患患者について適切なのはどれか。
a.発病初期は自己管理の動機づけがしやすい。
b.障害を受容すると再び心理的危機はきたさない。
c.寛解と増悪とを繰り返す。
d.保健・医療・福祉の連携による働きかけが必要である。
1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

午前問題53 慢性呼吸不全患者の生活指導で適切でないのはどれか。
1.口すぼめ呼吸
2.階段の昇降
3.口腔の清潔
4.体位ドレナージ

午前問題54 リハビリテーションの看護で適切でないのはどれか。
1.到達可能な目標を立てる。
2.障害を受容した後に開始する。
3.日常生活の中に訓練の内容を取り入れる。
4.訓練の効果を自覚できるようにする。

午前問題55 終末期患者の家族の悲嘆に対する看護で適切なのはどれか。
a.患者の身の回りの世話を控えるよう話す。
b.患者の死別後の問題に触れないようにする。
c.患者の予後に関して理解を促す。
d.患者との思い出を家族が語る機会をつくる。
1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

午前問題56 訪問看護について誤っているのはどれか。
1.患者が入院中から訪問を開始してよい。
2.入退院を繰り返している場合も訪問の対象にする。
3.看護婦の判断で理学療法士を依頼する。
4.看護の目標は患者・家族と話し合って決める。

午前問題57 除細動器を使用するときの看護で誤っているのはどれか。
1.患者の体位は仰臥位にする。
2.患者が身に付けている金属は外す。
3.通電時には患者を支える。
4.術後、皮膚の火傷の程度を観察する。

午前問題58 壮年期の特徴はどれか。
a.総合的判断力が低下する。
b.生活行動様式が多様化する。
c.肺残気量の増加が加速する。
d.体重増加に伴って骨量が増加する。
1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

午前問題59 中年期にみられないのはどれか。
1.身長の減少
2.身体のバランス能力の低下
3.胃液分泌量の減少
4.刺激に対する反応の低下

午前問題60 青年期の自我同一性獲得と関連が低いのはどれか。
1.豊かな対人関係を築くための学習
2.職業生活に必要な知識・技能の学習
3.自己の寛容性を獲得するための学習
4.家庭内での役割の学習

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