86回国家試験 AM91-120

午前問題91 イレウスの徴候で誤っているのはどれか。
1.嘔 吐
2.腹 痛
3.腸蠕動不穏
4.腹腔内遊離ガス像

午前問題92 心臓手術後の合併症で誤っているのはどれか。
1.後出血
2.心タンポナーデ
3.縦隔動揺
4.不整脈

午前問題93 肺がんについて誤っている組合せはどれか。
1.喫 煙     ――― 腺がん
2.ホルネル症候群 ――― パンコースト型肺がん
3.転移・浸潤   ――― 上大静脈症候群
4.喀痰細胞診   ――― パパニコロウ染色

午前問題94 聴診時、呼吸音が消失しているときに考えられる病態はどれか。
a.気 胸
b.肺水腫
c.肺梗塞
d.無気肺
1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

午前問題95 誤っている組合せはどれか。
1.頭蓋底骨折  ――― 髄液漏
2.正常圧水頭症 ――― シャント手術
3.頭蓋内圧亢進 ――― 脳ヘルニア
4.神経膠腫   ――― 点頭てんかん

午前問題96 流行性角結膜炎で誤っているのはどれか。
1.細菌感染である。
2.潜伏期は1週間である。
3.接触で感染する。
4.発症後、次第に悪化する場合が多い。

午前問題97 子宮筋腫で誤っているのはどれか。
1.子宮に発生する腫瘍の中で最も多い。
2.40歳代に最も多い。
3.組織学的には横紋筋腫である。
4.過多月経がみられる。

午問題98 胸髄損傷患者の看護で優先度が低いのはどれか。
1.褥創の予防
2.拘縮の予防
3.呼吸の管理
4.排泄の管理

午前問題99 機能障害度classⅢの慢性関節リウマチ患者の看護で適切でないのはどれか。
1.疼痛の緩和
2.自動運動による筋力強化
3.変形の防止
4.日常生活動作への援助

午前問題100 精神医療の歴史で誤っている組合せはどれか。
1.ルネサンスの人道主義 ――― 無拘束運動
2.優生思想       ――― 精神障害者の迫害
3.ケネディ教書     ――― 地域精神医療の推進
4.相馬事件       ――― 精神保健法の成立

午前問題101 昏迷状態について正しいのはどれか。
a.痴呆に移行しやすい。
b.記憶は保たれている。
c.意欲が減退する。
d.意識障害を伴う。
1.a、b   2.a、b   3.b、c   4.c、d

午前問題102 うつ病について誤っているのはどれか。
1.不安感が強い。
2.傾眠状態が続く
3.日内変動が激しい。
4.自殺念慮を伴う。

午前問題103 精神療法について適切でない組合せはどれか。
1.自由連想法  ――― 精神分裂病
2.自律訓練法  ――― 神経症
3.集団精神療法 ――― アルコール依存症
4.行動療法   ――― 恐怖症

午前問題104 精神分裂病に現れにくいのはどれか。
1.意識混濁
2.感情鈍麻
3.作為体験
4.離人体験

午前問題105 ヒステリーの症状でないのはどれか。
1.幻 聴
2.知覚麻痺
3.記憶障害
4.呼吸困難

午前問題106 省略

午前問題107 強迫神経症について正しいのはどれか。
1.几帳面な性格の人が多い。
2.失感情症を伴う。
3.壮年期から増加する。
4.自然治癒が多い。

午前問題108 てんかん発作のうち意識の消失がみられるのはどれか。
1.精神発作
2.運動発作
3.感覚発作
4.欠神発作

午前問題109 幻覚妄想状態が現れにくいのはどれか。
1.精神分裂病
2.心因反応
3.神経症
4.うつ病

午前問題110 老人の事故に関して正しいのはどれか。
1.頭部打撲後1週間無症状の場合、脳障害はない。
2.不慮の事故による死因の第1位は自動車事故である。
3.骨折の中で最も多いのは上腕骨骨折である。
4.転倒は屋内より屋外で多い。

午前問題111 老人の生理機能で正しいのはどれか。
a.心筋の虚血状態を来しやすい。
b.肺内残気量が減少する。
c.唾液分泌機能が亢進する。
d.感染症では白血球が増加しないことが多い。
1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

午前問題112 右大腿骨頸部骨折で牽引中の83歳の女性。2日前から痴呆症状が出現した。
看護として適切でないのはどれか。
1.よく話を聞くようにする。
2.日中はラジオをかけておく。
3.水分摂取を控えるよう説明する。
4.左下肢の自動運動を行うよう勧める。

午前問題113 白内障手術後の看護について正しいのはどれか。
a.頭部の振動を避ける。
b.基礎疾患に留意する。
c.患眼を圧迫固定する。
d.術後1週は絶対安静とする。
1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

午前問題114 痴呆老人の看護で適切なのはどれか。
1.セーターを裏返しに着ている場合、直した方がよいと指摘する。
2.食後、「私はごはんを食べていない。」と言う場合、気長に説得する。
3.息子に「はじめまして。」とあいさつする場合、「息子さんですよ。」と訂正する。
4.妄想のために「長年、嫁にいじめられてきた。」と言う場合、「大変だったわね。」と応える。

午前問題115 感覚性失語症の老人の看護で適切でないのはどれか。
1.身近な話題から話す。
2.一語一語をゆっくり話す。
3.大きな声で話す。
4.身振りを使って話す。

午前問題116 老人の呼吸器疾患について正しいのはどれか。
1.肺がんの死亡率は男性より女性が高い。
2.死亡原因として肺炎は老衰より少ない。
3.肺結核の罹患率は20歳代に比べて高い。
4.肺気腫の有病率は壮年期に比べて低い。

午前問題117 骨粗鬆症の治療薬でないのはどれか。
1.カルシトニン
2.ビタミンD
3.カルシウム拮抗薬
4.エストロゲン

午前問題118 老人の脱水に最も影響が少ないのはどれか。
1.体水分量の減少
2.消化液分泌の低下
3.口渇感の低下
4.経口摂取量の低下

午前問題119 老人に特徴的な肺炎はどれか。
1.ニューモシスチス・カリニ肺炎
2.嚥下性肺炎
3.気管支肺炎
4.マイコプラズマ肺炎

午前問題120 老人に多い骨折はどれか。
a.骨端部骨折
b.関節包内骨折
c.骨幹部骨折
d.関節周辺の骨折
1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

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