午後問題1 日本の平成22年(2010年)における女性の平均寿命はどれか。
1.76.39年
2.79.64年
3.86.39年
4.89.64年
午後問題1 解答 3
午後問題1 解説 日本の平成22年(2010年)における女性の平均寿命は86.39年である。
午後問題2 炭坑従事者に起こりやすい職業性疾患はどれか。
1.潜函病
2.じん肺
3.中皮腫
4.白ろう病
午後問題2 解答 2
午後問題2 解説 じん肺は粉塵を吸入する事によって肺に生じた繊維増殖性変化を主体とする疾病をいう。
午後問題3 介護保険制度における施設サービス費の原則的な利用者負担の割合はどれか。
1.1割
2.2割
3.3割
4.5割
午後問題3 解答 1
午後問題3 解説 原則、施設サービスを利用すると、介護サービス費用の1割を負担する。
午後問題4 倫理原則の「善行」はどれか。
1.患者に身体的損傷を与えない。
2.患者に利益をもたらす医療を提供する。
3.すべての人々に平等に医療を提供する。
4.患者が自己決定し選択した内容を尊重する。
午後問題4 解答 2
午後問題4 解説 善行とは患者の最善の利益をいう。
午後問題5 マズロー.A.H.の基本的欲求階層論で最も低次の欲求はどれか。
1.自己実現の欲求
2.所属と愛の欲求
3.生理的欲求
4.安全の欲求
午後問題5 解答 3
午後問題5 解説 第一階層の「生理的欲求」は、生きていくための基本的・本能的な欲求をいう。
午後問題6 標準的な発育をしている児において体重が出生時の約2倍になる月齢はどれか。
1.1か月
2.3か月
3.6か月
4.9か月
午後問題6 解答 2
午後問題6 解説 生後3~4か月には出生時のほぼ2倍になる。
午後問題7 標準的な発育をしている児において脳重量が成人の約90%に達する年齢はどれか。
1.5~6歳
2.8~9歳
3.11~12歳
4.15~16歳
午後問題7 解答 1
午後問題7 解説 5~6歳で成人の約90%にまで成長する。
午後問題8 乳児期の特徴はどれか。
1.分離不安
2.第一次反抗期
3.ギャングエイジ
4.自我同一性の確立
午後問題8 解答 1
午後問題8 解説 自我同一性の確立は、幼児期から自律性・自発性・勤勉性・自己中心性を獲得していく中で培われる。
午後問題9 平成22年(2010年)国民生活基礎調査で、65歳以上の者のいる世帯の全世帯に占める割合はどれか。
1.22.6%
2.32.6%
3.42.6%
4.52.6%
午後問題9 解答 3
午後問題9 解説 65歳以上の者のいる世帯は2070万5千世帯となっている。
午後問題10 健常な成人の体重における水分の割合に最も近いのはどれか。
1.20%
2.40%
3.60%
4.80%
午後問題10 解答 3
午後問題10 解説 水分の割合は加齢とともに減少する傾向がある。
午後問題11 血中濃度が上昇すると黄疸となるのはどれか。
1.グルコース
2.ビリルビン
3.クレアチニン
4.総コレステロール
午後問題11 解答 2
午後問題11 解説 肝機能や胆管に障害があると血中のビリルビン濃度が上がり黄疸がみられるようになる。
午後問題12 末梢血液中の ( )が低下した状態を貧血という。
( )に入るのはどれか。
1.血漿量
2.血小板数
3.アルブミン濃度
4.ヘモグロビン濃度
午後問題12 解答 4
午後問題12 解説 全身の組織に酸素が十分にいきわたらないために貧血が起こる。
午後問題13 表在感覚の受容器が存在する部位はどれか。
1.筋 肉
2.皮 膚
3.関 節
4.骨
午後問題13 解答 2
午後問題13 解説 表在感覚は触覚、温覚、冷覚、痛覚をいう。
午後問題14 Koplik〈コプリック〉斑がみられる疾患はどれか。
1.麻 疹
2.手足口病
3.帯状疱疹
4.ヘルパンギーナ
午後問題14 解答 1
午後問題14 解説 麻疹はコプリック斑が出現する。
午後問題15 嚥下障害のある患者の食事介助で適切なのはどれか。
1.水分はとろみをつける。
2.頸部を伸展する。
3.一口量を多くする。
4.むせたときには水を飲ませる。
午後問題15 解答 1
午後問題15 解説 一回に口にする食事量は適度な量がよい。
午後問題16 グリセリン浣腸を実施する際、腸管穿孔の危険性が最も高い体位はどれか。
1.立 位
2.側臥位
3.仰臥位
4.シムス位
午後問題16 解答 1
午後問題16 解答 立位はチューブの先端が直腸前壁にあたりやすくなる。
午後問題17 長期臥床によって生じるのはどれか。
1.高血糖
2.筋萎縮
3.食欲増進
4.心拍出量の増加
午後問題17 解答 2
午後問題17 解答 長期臥床では運動能力や体力の低下がみられる。
午後問題18 点滴静脈内注射1,800ml/日を行う。
一般用輸液セット(20滴≒1ml)を使用した場合、1分間の滴下数はどれか。
1.19滴
2.25滴
3.50滴
4.75滴
午後問題18 解答 2
午後問題18 解説 総滴下数÷総時間(分)で計算できる。
午後問題19 温罨法の作用で正しいのはどれか。
1.平滑筋が緊張する。
2.局所の血管が収縮する。
3.知覚神経の興奮が鎮静する。
4.細胞の新陳代謝を抑制する。
午後問題19 解答 3
午後問題19 解答 温罨法は平滑筋が弛緩する。
午後問題20 AEDの使用方法で正しいのはどれか。
1.電極パッドは水で濡らしてから貼る。
2.電極パッドは心臓をはさむ位置に貼る。
3.通電時は四肢を押さえる。
4.通電直後は患者に触れない。
午後問題20 解答 2
午後問題20 解説 AEDの使用は電流が流れていなければ患者に触れても良い。
午後問題21 災害時のトリアージで最優先治療群のトリアージタッグはどれか。
1.赤
2.黄
3.黒
4.緑
午後問題21 解答 1
午後問題21 解説 生命に関わる重篤な状態で一刻も早い処置をする。
午後問題22 McBurney〈マックバーネー〉点の圧痛を特徴とする疾患はどれか。
1.胃潰瘍
2.急性膵炎
3.尿管結石症
4.急性虫垂炎
5.子宮内膜症
午後問題22 解答 4
午後問題22 解説 マックバーネー点の圧痛は急性虫垂炎の診断に不可欠である。
午後問題23 神経性食欲不振症の症状また所見はどれか。
1.発 熱
2.咳 嗽
3.徐 脈
4.高血圧
5.過多月経
午後問題23 解答 3
午後問題23 解説 神経性食欲不振症は、痩せの程度に伴い乾燥皮膚、脱毛、低血圧、徐脈、低体温などがみられる。
午後問題24 長期間の使用によって満月様顔貌〈ムーンフェイス〉になるのはどれか。
1.ヘパリン
2.インスリン
3.テオフィリン
4.プレドニゾロン
5.インドメタシン
午後問題24 解答 4
午後問題24 解説 プレドニゾロンの副作用には、食欲亢進、ムーンフェイス、浮腫などがある。
午後問題25 努責やくしゃみをしたときに生じる尿失禁はどれか。
1.溢流性尿失禁
2.機能性尿失禁
3.切迫性尿失禁
4.反射性尿失禁
5.腹圧性尿失禁
午後問題25 解答 5
午後問題25 解説 腹圧性尿失禁くしゃみや笑ったときや階段の昇降などで腹圧をかけたときに少量の尿が漏れる。
午後問題26 血中カルシウム濃度を上昇させるホルモンを分泌する器官はどれか。
1.副甲状腺
2.甲状腺
3.下垂体
4.副 腎
午後問題26 解答 1
午後問題26 解説 副腎はホルモンを分泌して生体を外部環境の変化から守る。
午後問題27 ヒトの精子細胞における染色体の数はどれか。
1.22本
2.23本
3.44本
4.46本
午後問題27 解答 2
午後問題27 解説 ヒトの精子細胞における染色体の数は23本である。
午後問題28 低値によって脂質異常症と診断される検査項目はどれか。
1.トリグリセリド
2.総コレステロール
3.低比重リポ蛋白コレステロール〈LDL-C〉
4.高比重リポ蛋白コレステロール〈HDL-C〉
午後問題28 解答 4
午後問題28 解説 HDL-Cが低値であると、余分なコレステロールが体内に溜まりやすい。
午後問題29 麻痺すると猿手を生じるのはどれか。
1.総腓骨神経
2.橈骨神経
3.尺骨神経
4.正中神経
午後問題29 解答 4
午後問題29 解説 正中神経麻痺によって猿手を生じる。
午後問題30 労働基準法において、就業中の妊産婦から請求がなくても使用者が処遇すべきなのはどれか。
1.産前6週間の就業禁止
2.産後6週間の就業禁止
3.深夜業の就業禁止
4.育児時間の確保
午後問題30 解答 2
午後問題30 解説 労働基準法では、産前産後の母性保護のための法律が規定されている。