小山先生、1年間ありがとうございました。
 
正直私は中学からの学生生活は授業はサボってばかり、遊んでばかりで勉強もせずテストも0点ばかりで将来の夢もなく、どうにかなる精神で生きてきました。入学した高校も夏休み前には辞め、家出を繰り返し遊んでばかりの生活でした。
 
でも私が海外好きな事を知っていた母親は「海外に行って色んな景色を見てきたら？」の一言で翌週にはタイに一人でボランティアに行きました。孤児院で生活する子どもたちと関わる中で、経済的に苦しく病院にもかかることの出来ない子ども達が世の中にこんなにもいる事を初めて知り、この様な環境で過ごしている子ども達が日本にもいるのではないか、何かできることは無いだろうかと思いました。
 
また母親が看護師だったのもあり、看護師を目指そうと思いました。定時制の高校に入り直して高校3年生の時に看護学校を受験しました。しかし全落ち、浪人しようと思った時に一つの学校から補欠で入学できると言う電話を頂き看護学校に入学しました。

でも今まで適当に生きてきた私はなんでこんな面倒くさい事をしないといけないんだろう、辞めようかな、でもここで辞めたら他に道はないよな、そのような思いで過ごしてきました。正直3年生の実習で単位を落としてしまい、夏休みを利用して実習に行きました。
 
勉強もする気も起きず、でも受かるだろうと思い109回の看護師国家試験を受けた所、必修が2点足りず落ちてしまいました。その2点もケアレスミスで、正直なんでこんなところで間違えてしまったのかという問題でした。しかし自分の焦る性格で問題をきちんと読まずに落としてしまった2点は看護師になってから医療事故を起こしかねないと神様が言ったように思いました。

母親が「もう一回頑張ってみたら？」と言う言葉と共に吉田ゼミナールを進めてきました。すぐに連絡をすると「あなたなら入学しても大丈夫」と言ってくださり入学する事を決めました。それからはバイトをしながら勉強をするという生活を始めました。
 
しかし学生時代に勉強をしてないため生物基礎や解剖生理が全く理解できずに大丈夫だろうかと不安になりました。バイトは12月いっぱいで辞め、2月からは毎日12時間以上勉強をし、国試直前には生物も解剖生理も病態も分かるようになり一年前と比べ学力が身についたと身に染みて思いました。110回を受けた時も最後の追い込み授業でやった問題が多く、先生のテキストの内容といい、的中した所が多く感じました。
 
試験中も焦る事なく問題をきちんと読む事、大事な所には線を引く、何回も見直すということをしたおかげで去年の必修38点から10点も多く取ることが出来ました。一般状況も去年よりプラス20点も取ることが出来ました。去年の私では絶対に考えられないことです。またここまで勉強をしようと思えたのも、真剣に頑張る事が出来たのも、勉強が楽しいと感じることが出来たのも吉田ゼミナールのおかげだと本当に思っています。
 
先生はたまに厳しい言葉も言いますが、それも喝になりましたし、最後の授業では「大丈夫。自分を信じなさい。遠回りしてでもよかったと思える様になるよ。」と言葉をかけてくださり、頑張ることが出来ました。こんな私を受け入れてくださり本当に感謝してもしきれないくらいです。
 
2年間遠回りをしましたが、自分の糧になったと思います。これからは看護師として一人でも多くの方の力になれるような存在になりたいと改めて思いました。そしていつかは保健師の資格も取りたいという夢が新たに出来ました！
 
1年間本当に本当にお世話になりました。
ありがとうございました！！😊🌟