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102回看護師国家試験 午後問題46~60

午後問題46 1年前にハチに刺された人が再びハチに刺された。
 起こる可能性のあるアレルギー反応はどれか。
1.Ⅰ型アレルギー
2.Ⅱ型アレルギー
3.Ⅲ型アレルギー
4.Ⅳ型アレルギー
 
 
午後問題47 電動のこぎりの操作ミスで、左第2指と3指とも近位指節間〈PIP〉関節と遠位指節間〈DIP〉関節の間で切断した患者が手指の再接着術を受けた。他に外傷はない。
 術後1日の観察で適切なのはどれか。
1.フォルクマン拘縮の有無
2.中手指節〈MP〉関節の関節可動域
3.遠位部の血液循環の状態
4.接着部の瘢痕化
 
 
午後問題48 スパイロメトリーの結果による換気機能診断図を示す。

 閉塞性換気障害と診断される分類はどれか。
1.A
2.B
3.C
4.D
 
 
午後問題49 精神患者に関連する理論と理論家の組合せで正しいのはどれか。
1.現存在分析    ――― フロイト.S.
2.ストレス理論   ――― シュナイダー.K.
3.精神発達理論   ――― オレム.D.
4.患者-看護師関係 ――― ぺプロウ.E.
 
 
午後問題50 選択的セロトニン再取り込み阻害薬〈SSRI〉について正しいのはどれか。
1.パニック障害に対する効果はない。
2.抗コリン作用は三環系うつ薬よりも弱い。
3.うつ状態が改善したら直ちに使用を中止する。
4.抗うつ効果の評価は投与開始後3日以内に行う。
 
 
午後問題51 リエゾン精神看護に関する説明で正しいのはどれか。
1.直接ケアは含まれない。
2.精神疾患の既往のある患者は対象とならない。
3.看護師は必要に応じて精神病床への移動を指示できる。
4.身体疾患と精神的問題とを併せ持つ患者を対象とする。
 
 
午後問題52 精神科病院に入院中の患者の法的処遇について正しいのはどれか。
1.患者は退院を請求できる。
2.看護師は面会を制限できる。
3.保護者は外出の可否を判断できる。
4.精神保健指定医は手紙の発信を制限できる。
 
 
午後問題53 Aさん(19歳、女性)は、境界性人格〈パーソナリティ〉障害で入院している。病棟では、安全管理のため、個人用の爪切りをナースステーションで管理している。
Aさんが自分の爪切りを使用した後、看護師が返却を求めると「主治医の先生は自分で持っていてもいいって言ったのよ」と攻撃的な口論で抵抗した。この日、主治医は不在であった。
 Aさんへの対応として最も適切なのはどれか。
1.「先生はそのようなことは言わないと思います」
2.「先生は不在なので、私の指示に従ってください」
3.「病棟の安全が守れないので退院していただきます」
4.「先生に確認がとれるまで、こちらでお預かりします」
 
 
午後問題54 Aさん(78歳)は、妻(76歳)と2人で暮らしている。糖尿病と診断されている。認知症ではない。主治医の指示で、インスリン自己注射を指導するために訪問看護が導入された。Aさんは「針が怖いから、看護師さんが注射をしてください」と言う。
 Aさんへの訪問看護師の対応で適切なのはどれか。
1.「針は細いので怖くないです」
2.「一緒に少しずつやっていきましょう」
3.「注射ができないと家での療養は難しくなります」
4.「そうですね。Aさんも奥さんもしなくていいです」
 
 
午後問題55 介護保険法施行令において特定疾病に指定されているのはどれか。
1.脊髄損傷
2.Crohn〈クローン〉病
3.脳血管疾患
4.大腿骨頸部骨折
 
 
午後問題56 Aさん(68歳)は要介護1で、1人で暮らしている。間質性肺炎のために在宅酸素療法が開始された。
 Aさんのサービス担当者会議で訪問看護師が行う提案で適切なのはどれか。
1.炊事の禁止
2.毎日の体温測定
3.1人での外出禁止
4.訪問入浴サービスの導入
 
 
午後問題57 Aさんは、要介護2で在宅療養をしている。仙骨部に2cm×3cmの水疱を形成した。この1週間、臥床していることが多くなり、食事摂取量も減ってきている。
 訪問看護師がAさんの家族に行う提案として適切なのはどれか。
1.体圧分散マットの使用
2.膀胱留置カテーテルの留置
3.夜間の2時間ごとの体位変換
4.訪問看護への褥瘡処置の依頼
 
 
午後問題58 高齢者から生活史を聴取する方法として適切なのはどれか。
1.家族の承諾を必須とする。
2.認知機能の評価尺度を用いる。
3.事実とは異なる部分を修正する。
4.高齢者自身の生きてきた時代背景を聴く。
 
 
午後問題59 平成3年(1991年)に国際連合総会〈国連総会〉で決議された「高齢者のための国連原則」でないのはどれか。
1.公平の原則
2.参加の原則
3.尊厳の原則
4.自己実現の原則
 
 
午後問題60 介護老人福祉施設に入居中の高齢者。認知症高齢者の日常生活自立度判定基準Ⅳ、四肢の麻痺はない。
 衣類の選択について最も適切なのはどれか。
1.材質選びは本人に任せる。
2.ボタンでとめる上着を選ぶ。
3.夜間就寝時には寝衣に着替える。
4.皮膚の瘙痒感があれば、つなぎ服を着用させる。

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