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過去問 解答解説一覧

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110回看護師国家試験 午前問題61~75

午前問題61 Aさん(57歳、女性)は1人暮らし。統合失調症で精神科病院への入退院を繰り返しており、今回は入院してから1年が経過している。日常生活動作〈ADL〉はほぼ自立し、服薬の自己管理ができるようになってきた。
 Aさんが退院に向けて利用するサービスとして適切なのはどれか。
1.療養介護
2.施設入所支援
3.地域移行支援
4.自立訓練としての機能訓練 
 
 
午前問題62 選択的セロトニン再取り込み阻害薬〈SSRI〉で正しいのはどれか。
1.パニック障害に対して有効である。
2.抗コリン作用は三環系抗うつ薬よりも強い。
3.うつ症状が改善したら使用はすぐに中止する。
4.抗うつ効果の評価は使用開始後3日以内に行う。 
 
 
午前問題63 精神保健指定医について正しいのはどれか。
1.医療法で規定されている。
2.都道府県知事が指定する。
3.障害年金の支給判定を行う。
4.精神科病院入院患者の行動制限にかかわる医学的判定を行う。 
 
 
午前問題64 筋力低下のある在宅療養者の家屋環境において転倒するリスクが最も高いのはどれか。
1.深い浴槽
2.段差がない床
3.整理整頓された部屋
4.足元灯を設置した廊下 
 
 
午前問題65 Aさん(75歳、男性)は妻(66歳)と2人暮らし。3か月前に認知症の診断を受けた。妻から訪問看護師に「夫は通所介護のときは穏やかに過ごしていると聞いているが、家では興奮することが多く、どう対応すればよいかわからない」と相談があった。
 このときの妻に対する訪問看護師の最初の対応で適切なのはどれか。
1.主治医に相談するよう勧める。
2.Aさんと散歩に出かけることを勧める。
3.通所介護の頻度を増やすことを提案する。
4.Aさんが興奮する状況を妻と一緒に振り返る。 
 
 
午前問題66 Aさん(83歳、女性)は、1人暮らし。誤嚥性肺炎で入退院を繰り返していた。今回の退院後に、訪問看護が導入されることになり、退院前カンファレンスが行われた。
 誤嚥性肺炎の再発を予防するために病棟看護師が訪問看護師に情報提供する内容で優先されるのはどれか。
1.嚥下機能検査の判定結果
2.栄養状態を示す検査データ
3.入院中の日常生活動作〈ADL〉
4.誤嚥性肺炎の治療に用いられた薬剤 
 
 
午前問題67 介護保険制度におけるケアマネジメントで適切なのはどれか。
1.家族の介護能力はアセスメントに含めない。
2.介護支援専門員が要介護状態区分を判定する。
3.利用者が介護サービス計画を作成することはできない。
4.モニタリングの結果に基づき介護サービス計画の修正を行う。 
  
 
午前問題68 夜勤帯に、A看護師がスタッフステーションで抗菌薬の点滴静脈内注射を準備しているときに、発汗した患者から寝衣交換の依頼があり、別の患者から口渇で飲水したいという希望があった。直後に患者に装着されている人工呼吸器のアラームが鳴った。他の看護師は別の病室で重症者のケアをしている。
 A看護師が最も優先すべきなのはどれか。
1.点滴静脈内注射の準備
2.発汗した患者の寝衣交換
3.飲水を希望する患者への対応
4.人工呼吸器を装着している患者の観察 
 
 
午前問題69 病院における医療安全文化の醸成につながる行動はどれか。
1.食事介助は30分以内で行うルールを決める。
2.他の病棟で起こったインシデントについて学ぶ。
3.薬剤を間違えても影響がない場合は患者に説明しない。
4.水薬の内服時にこぼれた量が少ない場合はそのままとする。 
  
 
午前問題70 プリセプターシップの説明で正しいのはどれか。
1.仕事と生活の調和を図ること
2.主体的に自らのキャリアを計画し組み立てること
3.チームリーダーのもとに看護ケアを提供すること
4.経験のある看護師が新人看護師を1対1で指導・助言すること
 
 
午前問題71 大規模災害発生後2か月が経過し、応急仮設住宅で生活を始めた被災地の住民に出現する可能性が高い健康問題はどれか。
1.慢性疾患の悪化
2.消化器感染症の発症
3.深部静脈血栓症の発症
4.急性ストレス障害の発症 
 
 
午前問題72 国際連合〈UN〉で採択された2016年から2030年までの開発に関する世界的な取り組みはどれか。
1.持続可能な開発目標〈Sustainable Development Goals:SDGs〉
2.ミレニアム開発目標〈Millennium Development Goals:MDGs〉
3.プライマリヘルスケア
4.政府開発援助〈ODA〉 
 
 
午前問題73 Aさん(52歳、男性)は、49歳から高血圧症で内服治療と食事や運動に関する生活指導を受けている。2か月間の予定で開発途上国に出張することになり、予防接種を受ける目的で渡航外来を受診した。Aさんから「渡航にあたって何か注意することはありますか」と質問があった。
 Aさんへの看護師の説明で適切なのはどれか。
1.「出張中は、減塩の必要はありません」
2.「出張先では有酸素運動は控えましょう」
3.「現地に到着してから健康診断を受診しましょう」
4.「持参する高血圧症の薬について、かかりつけ医に相談しましょう」 
 
 
午前問題74 血液中のビリルビンの由来はどれか。
1.核 酸
2.メラニン
3.アルブミン
4.グリコゲン
5.ヘモグロビン 
 
 
午前問題75 抗原によって感作されたTリンパ球による細胞性免疫が主体となるのはどれか。
1.花粉症
2.蕁麻疹
3.ツベルクリン反応
4.アナフィラキシーショック
5.インフルエンザの予防接種 

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